直帰率と離脱率の違いのおはなし
こんにちはたいつです。
今日は前回お話しした Google AnalyticsでサイトのDAUを見る方法 - たいつです に引き続き、Google Analyticsについてお話します。
Analyticsには様々な指標がありますが、地味〜に重要で、微妙〜に意味がわかりにくいのが「直帰率」と「離脱率」だと思います。
「Analytics ヘルプ」を見れば一応解説はしてくれますが、イメージをつかむのが難しいのではないでしょうか。特に「離脱率」は直帰率と似通っているため、「違いがわからん!」という人もいるんじゃないでしょうか。
ということで図解して説明してみます。
直帰率とは
検索、ソーシャル、参照リンクなど、様々な経路を伝ってユーザーが最初に降り立ったサイト内のページのことをランディング・ページ(略してLP)と呼びます。
あるサイトにはページAとページBの二つのページがあり、AからBへのリンクが貼られていると仮定すると、直帰率とは、ページAに100人訪れたうち、何人がページBに行かずに帰っていったかの割合だと思ってください。もっと抽象的に言うと、「ユーザーがそのサイトのランディングページで離脱していった割合」のことです。さっきの例で言えば、2人のユーザーがページAに訪れ、1人はページBに移動し、1人はブラウザを閉じてしまった場合、サイトの直帰率は50%になります。
離脱率とは
今度は離脱率について図解しました。
離脱率とは、ページAからページBに100人移ったうち、何人が他のページに移動せずに帰っていったかの割合です。ちなみに、離脱率は「そのページで離脱したユーザーのパーセンテージ」なので必ずLPから移動している必要があります。逆を言えばLPから離脱ページまではどんなページを経由しても構わないのです。
直帰率と離脱率の違いは?
直帰率とは、「ランディングページで離脱していった割合」
離脱率とは、「ランディングページから移動したけどその後あるページで離脱した割合」
です。それぞれサイトの運営やマーケティングを考える上で使い方が異なる指標ですが、具体的な使い方はまたこんど解説します。それではさよなら〜